外傷について

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外傷について

当クリニックで扱う外傷

当クリニックで扱う外傷

「整形外科では、骨折や捻挫などの骨や関節の大きなケガでないと診てくれないのでは?」と思っている方もいらっしゃるようですが、整形外科では切り傷やすり傷などのケガや打撲、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、骨折、手や足などの指の断切、スポーツによるケガや障害、捻挫なども治療します。
まさに、小さなケガから大きなケガまでが整形外科の領域です。
当院院長は外傷治療を得意としておりますので、次のようなケガをされたときは、早めにご相談ください。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は、足の踵にあるアキレス腱が何らかの原因によって断裂してしまう外傷です。

受傷しやすいのは

スポーツなどアキレス腱に負担がかかる動作で起こります。
日常的に運動を行っている方よりも、普段は運動をされていない中年の方などが、たまに激しい運動を行ったケースでよく起こります。

治療方法

当クリニックでは、ギプスや装具を用いた治療を行い、治癒後はリハビリテーションで筋力や関節の動きを取り戻していきます。
手術が必要な場合は、連携病院に紹介させていただきます。

靭帯損傷

関節では2つ以上の骨がつながっていますが、その骨と骨を結合する強靭な結合組織が靭帯です。
関節部位に何らかの強い力がかかって、靭帯が伸びる、断裂することを靱帯損傷といいます。

受傷しやすいのは

膝や足首の靭帯損傷は、スポーツ中によく受傷します。
足首の捻挫でも靭帯を損傷している場合があります。
また、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ十字靭帯は、膝を内側に捻ったり、人と衝突したりした際に断裂することがあります。

治療方法

靭帯損傷は受傷後2〜3週間は痛みがあり、関節も動かせませんが、それを過ぎると痛みや腫れが引き、関節も動かせるようになります。
そのため、受診せずに自己流で治そうとする方もいるようですが、靭帯がうまく治りきらず、関節に不安定感が残ることがあります。
その不安定感を残したままでいると新たな損傷や、慢性的な痛みや腫れを起こしかねません。
受傷されたときは、早めに整形外科を受診してください。
早期の診断とリハビリが二次損傷を防ぐ上でも大切です。

筋断裂

急激な力が筋肉のある部位に集中することにより、筋肉が完全に分断してしまうために激しい痛みを伴います。
全身のどこでも起こりうるものですが、特に多いのが腓腹筋、下腿伸筋などの足の筋肉、腕の筋肉である上腕二頭筋、母指伸筋です。

受傷しやすいのは

ラクビーやサッカーなど激しいコンタクトスポーツの最中によく受傷します

治療方法

筋断裂は、痛みや腫れ、皮下出血がひどいために見過ごされることはありませんが、スポーツ選手の中には筋断裂の程度によっては我慢して、医療機関を受診しないこともあるようです。
しかし、しっかりと診断、治療を行わなければ、後遺症が残り、パフォーマンスを落としたり、最悪の場合は競技が続けられなくなることもあります。
将来に影響がでないように早期に受診され、筋断裂を修復するように努めてください。

肉離れ

肉離れとは、筋肉が伸ばされながら収縮し、外力に負けて筋肉に部分断裂が生じた状態のことで、筋挫傷ともいいます。
典型的なのは、ふくらはぎ(下腿二頭筋)の肉離れです

受傷しやすいのは

スポーツ中に受傷することが多いケガです。
短距離走のように瞬発的な筋力が必要な種目でよく起こり、ハードルなどの跳躍種目でも注意が必要です。

治療方法

損傷の程度によって治療法が異なります。
軽度のものであれば、冷やして安静にしていれば治りますが、程度によっては湿布や塗り薬、内服薬などの治療が必要です。
肉離れは癖になるケースもあるため、軽度のものであってもしっかりと治しておくことが大切です。

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